子供の物欲を食い物にする社会に怒るはるお

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これは、長女のねねが2歳くらいで、次女のもも妊娠中くらいの話ですね。実家の帰った時に、暇潰しも兼ねて、実家近くの家電量販店に行ったんですよね。その時のエピソードです。

普段のはるおは、社会に対して、怒りというよりは問題を分析して皮肉を言いつつ、自分の身を守る手段を検討するということが多いのですが、この時は、普段ないくらい感情的に憤っているものですから、のちに夫が「あの時のはるおは、すごーく怒っていたねー」と語っていました。

この時は、大人の都合に子供が付き合わされていることに怒りを感じたんですよね。子供が幸せになる社会を目指しているのではなくて、大人が販売数を稼ぎたいだけの施策に子供が対価を支払わされていると感じたのです。

はるおの怒りが子供に向かうことはあまりありません。人を傷つけた等ではない限り。全ての問題は社会の仕組みにあると思っています。そして、その社会を許容している全ての大人の問題であると感じています。

はるおは、子供の自制心と言いますか人間全ての自制心は、ほんのちっぽけなものと考えています。自制心を使わずに済むように(誘惑が起きないような)環境を検討し、それに向けて全力で計画、設計をするべきだという考えに賛成です。

自制心を鍛えようなどという世迷言には耳を貸すつもりは無いのです。

まだ2歳の子供に、ずっと欲しいと思っていたおもちゃを我慢する力など、備わっているはずもありません。おもちゃを得るためには、対価を支払わなければならないという大人の作ったルールを理解することもまだ難しいでしょう。

物欲に支配されて、自分の感情を抑えきれずに泣き喚くねねが、可哀想でしょうがありませんでした。

まあ、この後すぐに妹が出来たり、彼女自身も成長して、店先で感情を抑えられなくなるようなことは無くなりましたけどね。

そして、アンパンマンのアイスクリーム屋さんは5歳になった今でもロングセラーで遊んでいますから、結果としては、すごーく安い買い物になったんですけどね(笑)

はるお自身も、自分の性質を理解した出来事でしたね。

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