世の中には面白い漫画が多すぎる問題〜ダンスダンスダンスール編②

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この話の続きです。

この漫画の一番の魅力はなんといっても「青春の煌めき」でしょう。もう、すっごくキラキラしています!20冊あるのにずっとキラキラしてるのです。

夢、友情、恋、若さ!!!って感じです。

それも、くっついたり離れたり恋愛が成就したとかそいうレベルの話ではなくて、人が人を思う気持ちとか、相手を好きだと思う気持ちそのものに気がつき大切にしていく様子が丁寧に描かれています。

その大切な気持ちを、バレエでどう表現していくかを真剣に考え取り組んでいく。その姿がとてもキラキラしているのです。

多少ヘビーな展開もあるのですが、それもキラキラした描写で覆われてしまうようでしたね。

若者が人生をどう選択していくのか、若かった頃の自分と重ねたり、自分の子供が今後どう生きていくのと思ったり、いろんな視点から考えたり楽しむことが出来ます。

はるおは、人生において、やりたいと思ったことは、いつ始めてもいいし、「今更遅い」なんていう人はつまらないことをいう人だと思っています。

ただ、その時、その年齢でしか感じることのできない感情というものはあると思っています。

10代は少年少女が大人に変わっていく時期で、心も体も人生のうちで大きな成長を遂げる時期でもあるのでしょう。この時代に経験したことは、人生に大きなインパクトを与えます。

そして、周りの目も10代に対しては、多少多めにみてくれる時期でもあるでしょう。大人と同じようにできなくてもしょうがないと感じてくれる時期でもあります。多少の無茶やワガママも許してもらえることもあるでしょう。

だから、この漫画の主人公たちのように、のびのびと思うがままに行動してほしいと感じました。それがとてもキラキラして美しく感じたのです。

それぞれの登場人物のバクグラウンドも丁寧に描かれています、それもくどくなく。それゆえ、あらゆる登場人物に感情移入してしまうんですよね。成長していく若い人だったり、それを育てる大人や、指導する先生だったり、多様な角度からあらゆる人たちの目線で楽しむことができるのです。

ジョージ朝倉先生の引き出しに驚かされますね。

ちなみに、「煌めき」のワードで思い出すのは、ゴールデンカムイの辺見和雄くんです!ひとかけらの爽やかさもありません(笑)

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