誰も悪くないが、タイミングが悪かったのだ。

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頻繁にあるわけではないですが、ねねはたまに虫のいどころが悪いことがあります。

このくらいのグングン成長する時期の子供は、ホルモンバランスも目まぐるしくかわるのだろうし、理性で制御することができないこともあるのだろうと、はるおは考えています。

とはいえ、はるおだって次の日は仕事のわけですし、寝る時間が遅くなればなるほど明日のことを考えて焦り出してきます。

焦りはストレスにつながります。

はるおも次第にイライラしてきました。

それでもなんとかその日は、怒ることなく、ねねをとんとんしながら眠りにつくことができたのでした。

どちらかというと、いつも問題児のももは、すやすやと寝ています。

はるおもいい感じに夢の中へ入りかけたその時、またもやモゾモゾとママの上に登ってくる人影がありました。

はるおは、ねねだと思い「いい加減にしなさいよ!」と怒ったのです。

はるおも寝ぼけていましたが、もう怒ってもいいだろうと判断したのです。

しかし、よくよく見るとそれはももでした。

いきなり怒られてショックで目に涙を溜めたももと目が合いました。

「あれ?ももだった!」この辺りでようやくはるおも目が覚め、泣いているももをみて焦り出します。

普段悲しくて泣くことのないももが、「うえーん、うえーん」とベットに突っ伏して泣いています。

はるおは罪悪感にまみれながら、ごめんねごめんねと泣いているももをなぐさめ、落ち着かせて寝かしつけました。

ももは比較的すぐに眠ってくれたのですが、もともと眠るのが得意ではないはるおは、すっかり目が覚めてしまいその日は良く眠ることを諦めたのでした‥。

誰が悪いわけでもない、間の悪い事故だったのです。

筋トレをしたり、スクリーンタイムを制御したり、瞑想したり、あらゆる努力で体調管理していたとしても、子供の不機嫌ひとつでそれは全て水の泡となってしまいます。

そこが子育ての面白いところですけどね!

って思わないとイライラしちゃうから‥。

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