身近な人の話は、ちゃんと聞いてみるのもいいのかもしれないよ

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同僚のしまお君は最近キラキラしているのでした。

リベシティ(オンラインコミュニティ)に参加したり、その他、いくつかのコミュニティで新しい人脈が出来ているようです。

理念が同じ人たちが集まり「極力相手へのギブをしよう」という考えの世界で見つけた仲間との関わりは、心地が良いようでした。

しまお君はその仲間達に「エクセルのツール作りとか、事象の整理とその資料作りが得意」という話をしたらしいです。

そうすると新しい仲間たちは「それって、スキルですよ!お金に変えられますよ!」みたいなことを言ってくれたようです。

しまお君は、はるおとの雑談時にこのことを教えてくれました。

それはもう、キラキラとイキイキとホクホクと、照れながら教えてくれたのです。

はるおは、しばしの沈黙の後言ったのです。

「そんなん、私が何年も前から言ってたけどね!」

「今更何をキラキラ言うとんねん!」

「はるおに言われたことを、もう一度新しい友人に言われて、何をキラキラしとんねん!金まで払って!」

謎の関西弁とともに言ってやりましたよ。

まぁ、コミュニティに参画するのは、さほど高いお金ではないんですけどね。

しまお君は、人に優しく圧倒的ギバー(与える人)で、複雑な物事を整理しそれを資料化することが得意で、さらにExcelで便利ツールを作ることも得意なのです。

そのスキルは組み合わせれば、お金にできるようなスキルであることは明白でした。

そういう話は、はるおからは何度も話したことがあったのですけどね。

はるおにあーだこーだ言われても、しまお君はいつだって自信なさげでした。

全く同じ事を、昨日今日知り合った人から言われたしまお君は、キラキラとホクホクと報告してくれたのでした。

この話を聞きながら、巨神兵になってしまお君を焼き尽くす想像をするはるおなのでした。

しかし絵を書いてみると、巨神兵ではなく虚無っぽくなりました。※虚無はナウシカの漫画版にしか出てこないです。

とはいえ、自分のことを必ず肯定してくれる人の言葉は、時として軽く感じてしまうことはあるものです。

自分の事を深く理解している人との会話は、居心地のよいものですが、それと引き換えに新しい学びや刺激は少ないものです。

ありとあらゆる人とのコミュニケーションは、良いこともあれば悪いこともあり、その分人を大きく成長させるものですから。

外部の人から言われる言葉は刺激もあるし、客観的に自分を見た発言に感じられる部分はあるでしょう。

はるおとしまお君も、いつまでも二人で会話して、居心地の良い世界に浸っているわけにはいきません。

しまお君は、新鮮で刺激的な外の世界に飛び込んで行ったのです。

素晴らしい行動を起こしたと言えるでしょう。

しかしですね。かつてはるおが言った言葉まんまをですね、新しい友人に言われて嬉しそうにキラキラ報告してくるものですからね。

お前、私の話全く聞いとらんな!けしからん!

とツッコミを入れないわけにはいかなかったのです。

話を聞いてないのか、記憶力の問題なのか。

どっちもしまお君の得意技ですけどね(笑)

はるおはしまお君のいいところも深く理解しているかわりに、ダメなところもわかっているのでした。

しまお君はこの人!

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