


はるおは小田原でキャンプをしていました。
キャンプの予定は3日間で、2日目は時間があいたので、小田原城に行くことに決めたのでした。
子供達には少し退屈かもしれないので、いつか一人で行こうと思っていた小田原城だったのですが、長女に聞いてみると、意外にもお城見てみたいということでした。
「えーほんとに、お城行ってくれるの〜?」と興奮するはるお。
子供達は行ってみたい!と言ってくれたのでした。
急遽決めた予定だったので、下調べはあまり出来なかったのですが、瓦葺屋根や石垣が好きなはるおは、ウッキウキだったのでした。
雑誌や本で知識を得ることも楽しいものですが、実物を見るとその大きさや距離感なんかをリアルに体験することができて、当時の様子のイメージがつきやすいものです。
はるおは北海道出身なものですから、瓦にはあまり馴染みがなく、瓦葺の屋根って新鮮で好きなんですよね。
堀にかかる橋を渡る段階で、はるおが一番はしゃいでいるのがわかりますね。
天守閣内部で戦国時代や江戸時代の小田原城に関する展示が行われており、一番上に展望スペースがあります。
展示場には、当時の鎧や刀、屏風、天守閣模型などがあり、はるお的にはずーっと見ていられるものでした。
しかし、そこは子供がいますので、ある程度で切り上げさっさと登って行ってしまう子供達を追いかけなければいけません。
車を降りてから、天守閣まで歩く道のりも、天守閣の中でも、そこそこの段数の階段を登ることになりますが、子供達は頑張って登っていました。
小田原城には常盤木門というとても立派で大きな門があります。
出陣の時にはここを開けるのかな?開けるのも閉めるのも大変そう。使用人の出入りは隣にある小さな門を使うのかな。毎回大きな門を開けてられないよな。等と想像します。
実物を見ながら、こういう想像をするのが好きですね。
天守閣の下には、ミュージアムがあり、子供達はそこで小判のレプリカを手に入れました。落とさないようにポーチにしまってあげたのですが、嬉しくて嬉しくて、出したりしまったり。
そうこうしているうちに、あっちこっちに落とすものですから3回くらい探し出しました。
最後には「もう2度とポーチから出すんじゃねぇ!2度とだ!」とママに言われてしまいました。
娘も負けずに「ママ嫌い!」と反撃しましたね(笑)
帰りは、歩き疲れてしまって、ベンチの上にうずくまってしまいましたが、ママの趣味に付き合ってもらったお礼に、おんぶで車まで帰ったのでした。
何気に日本猿がいたり、NINJA館があったりして子供も楽しめますよ!
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