欲しがるばかりの友達と、距離をおくことにした話②

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この話の続きです。

はるおは、ゆりちゃんと会った後、とても疲れてしまうようになっていきました。他の友達と会ったときにはない疲労感が、はるおを襲うようになったのです。

はるおは少ししんどくなってしまい、ゆりちゃんと会う回数を少しずつ減らしていきました。

今ではすっかり疎遠になってしまい、近況もわからない状況です。

はるおの大切な幼馴染だったゆりちゃん。できれば、お互いに幸せになって、たまには美味しいご飯を食べてという関係を続けたいと思っていました。

でも、子供ができたはるおは、時間の使い方や、お金の価値観もすっかり変わってしまったのです。ゆりちゃんのために、使える時間も少なくなってしまったことも事実です。

この記事を書いていて思ったのですが、ゆりちゃんはもしかして、解決策は必要ないからただ話を聞いて欲しかっただけなのかもしれませんね。世の中の妻が夫に求めるというアレですね。

しかし、貴重なお休みの日に、何時間も解決策のない愚痴を聞かされ続けるというのは、なかなかに辛い作業です。

世の男性(だけじゃないと思うけど)の苦労を体験することができた、貴重な経験となったのでした。

今は距離を置いているはるおとゆりちゃんですが、いつかもう少し時間が経てば、お互いの価値観が変わってくることもあるでしょう。おばさん仲間かおばあちゃん仲間になって、また旅行に行ったりすることができるだろうと思ってます。

「新幹線で食べるビールと柿の種サイコー」などと言い合ったりして。

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