

さて、はるお家ではちょっとしたお祝い事がありました。
そういう時いつもは、ランチでちょっぴりお高級なレストランに行くのが定番でした。数年に一回とかのレベルですけどね。
しかし、世の中はこんな状況です。県内のレストランと言えど行きづらい状態でした。
だからといって何もしないのも味気ない。
ではどうしようかとなった時に、近所の市場で海鮮を買い込んでおうちパーティーをしようということになりました。
市場には、保育園の都合で何度か行ったことがありました。駄菓子が安く買えるのです。
家族連れで行くのは控えて、夫に厳選食材を買ってきてもらうことになりました。
夫が買ってきたものは、ウニ、牡蠣、ツブ、マグロ、その他です。
ツブ、マグロは普通のスーパーでも買えますが、ウニや牡蠣はなかなか売っていないものです。需要も多くはないのでしょう。
それから、近所のお気に入りのケーキ屋さんで小さめのケーキを買って準備万端です。
夜のパーティーに向けて、仕込みを始めました。
捌くのは少し大変ですけど、調理はほぼ不要ですからね。時間もそこまでかかりませんし、これくらいは頑張れるかなという感じです。
はるおも夫も北海道出身ですから、ウニには少しうるさいのです。はるおは北海道以外でウニはほとんど食べません。夫は東京のみょうばんくさいウニの中に、本来のウニの味を頑張って感じ取っているようです。
市場で買った、殻付きウニは北海道産のウニのようで、味もとてもよかったです。近頃の流通は素晴らしいですね。
久しぶりに食べる貴重なウニですからね。丁寧に裁き、スプーンでウニをすくい、塩水で優しく洗います。
丁寧に下処理をしたウニは、雑味がなくおいしくいただけました。
牡蠣は、生食用かどうか確認を忘れたとのことでしたので、酒蒸しにしました。
10分程度蒸した牡蠣は、丁度良い火の通り具合で、大きくてぷりぷりでした。
パーティを始めるまでそのままにしておいては冷めてしまいますので、キッチンで食べちゃおうということになりました。
美味しいものは、美味しいタイミングで食べるのが、はるおの流儀です。
映えなど気にして、そのタイミングを逃してしまうなど言語道断なのです。
写真にとってしまうと、その記憶も薄れる傾向があると聞きますしね。
最低限ワインだけは準備して、牡蠣をいただきました。
その牡蠣は、はるおが今までに食べた中で一番ぷりぷりと太って濃厚で食べ応えのあるものでした。
なんという幸福感でしょう。何度でもあの濃厚なプリプリ感を思い出せます。
一人2つ食べたんですけどね、かなり大きい牡蠣でしたから、すごい食べ応えでしたね。
ツブは殻をハンマーで割って、アブラを取り除いてお刺身として盛り付けます。
このほかに、クリームコロッケやフライドポテト、コロッケ等を準備して、レッツパーティーです!
こうして、安上がりで楽しいパーティの夜は更けていくのでした。
そして、食材や料理の絵を描くのがとっても楽しいという新たな発見をしたのでした。
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