

はるおのパワハラ体験記を描いてみました。
2、3年前の話です。はるおの職場では最近トラブル自体がないので、パワハラを受けることはありませんが、今でもどこかにはパワハラおじさんがいるのでしょう。
この漫画で描かれているパワハラおじさんは、この少し後くらいに、別の部署に転籍になりました。
最近パワハラおじさんは、少なくなっている(はやらない)印象です。
パワハラをしなければ解決できない人が、無能だということに世の中も気がつき始めていますしね。
それでも、パワハラを受けた時、割と多くの人は従順に従うケースが多いように思います。
昭和、平成からの日本の習わしなのでしょうか。
はるおは子供が出来てから「残業も休出も絶対にしない」と決めていましたので、どんなに脅されても誰が苦しんでも働きません。
子供と過ごす時間を犠牲にしてまでやらなければいけない仕事はないのです。
確かに家族のいる人、特に男性は、背負うものが多くて組織に物申すことは難しい部分はあるのかもしれません。
しかし、漫画のようなパワハラには、それは違うでしょと言うことも必要だと思います。
誰からも何も言われないと、パワハラをする人もエスカレートしてしまいますからね。
ちなみに、このパワハラ上司も本当のクソ野郎というわけではありません。
余裕があれば、もう少し違った対応が出来たでしょう。
この時期彼も、彼の上司とうまくいっておらず、いつ部署を出されるかという時期ではありました。
彼も追い詰められていたのでしょう。
つまり、社会や会社の構造の問題が彼をパワハラ野郎に変えていったのです。
パワハラ野郎一人がいなくなれば済むという話ではなく、社会構造そのものを変えていかなければ根本は解決しないのです。
根深いですね‥。
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