
ドラえもん のび太と鉄人兵団に出てくるリルルちゃんを描いてみました。
自分を犠牲にして世界を救ったリルルちゃんが、消えていくシーンです。
地球人を奴隷にするという指令を受けて、メカトピアからやってきたリルルちゃんですが、しずちゃん達の優しさに触れて、人間を奴隷にすることは悪いことだと気がつきます。
そうして祖国を裏切り、地球を救い、メカトピア星のロボットともに消えていくのです。
「今度生まれ変わったら、天使のようなロボットに‥。お友達になってね」というセリフは何十年経っても覚えています。
子供の頃のはるおには衝撃でした。
世界を救って自分の人生を終わりにするというのには、なんという、かある種の憧れもあったような気がします。
しかし、大人になったはるおが思うことは、子供は世界なんて救わなくて良いんだよ、ということですね。
そして、藤子先生の絵はデフォルメが効いているけれども、体のバランスとかが取れていて、さすがだなぁという発見がたくさんあったのでした。
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