
ヴィンランド・サガ25巻が出ましたね!
いつも通り5時半起きです。ちなみにこれは、無理して起きているわけではなく、楽しみなことがあると自然と早く起きてしまうというあれです。
この漫画は、実在の人物や史実をもとにしたフィクションのようです。
主人公トルフィンの幼少期から青年期までを通して、無垢な子供時代、復讐に燃える少年時代、心を取り戻していく青年時代が描かれます。
何もかもを憎み、たくさんの人を傷つけた過去を背負い、周囲の人に助けられながら人の心を取り戻していくトルフィン。
心を取り戻したのちのトルフィンは、この世界では生きていけない人々のために、新しい世界を作ろうと考えます。
その結論が、北米大陸への進出なのです。
これは史実として、グリーンランドの住人が、現在のカナダの東海岸付近に上陸した形跡があり、それをもとにこの漫画は構想されているようです。
では、ヴィンランド・サガの魅力を整理しましょう。
- 写真と見紛うような美しい絵
- トルフィンの圧倒的武力
- おじさんたちがいちいち渋い
魅力1:写真と見紛うような美しい絵
ヴィンランド・サガは、とにかく絵が美しい漫画です。
人物もそうですし、大自然の背景も、建物や船、それに装飾品や武器などに至るまで、写真かな、というレベルで美しく描かれます。
はるおは、絵そのものが好きですから、美しい絵を見ているだけで楽しめます。
25冊もひたすらに美しい絵の漫画を楽しめるのです。
コスパ良すぎですね!
魅力2:トルフィンの圧倒的武力
さて、主人公のトルフィンはとても強いです。北海最強の海賊「ヨーム戦士団」の中でもトップクラスの実力を持つトールズの子供ですから、トルフィンもとても強いのです。
しかも、青年になったトルフィンは自分から喧嘩をすることはありません。
この「最強だけど戦い嫌い」の設定って昔からよくありますよね!
映画「パトリオット」とか「るろうに剣心」とか。
中二病のハートにガシガシきてます。なんなら小学生くらいから、この設定に惹きつけられていますけどね。
という、全てのホモサピエンスを虜にする「最強だけど愛する人を守るためにしか力を使わない」がトルフィンには設定されています。
かっこいいに決まっています。
魅力3:おじさんたちがいちいち渋い
トルフィンは幼少期から、父親をはじめ、レイフエリクソン、アシェラット、ケティル農場の大旦那様、ハーフダンなどあらゆるおじさんたちに導かれ成長していきます。
おじさんたちは、みんなクセが強いのですが、優れたスキルを持っていて、若く真っ直ぐに生きるトルフィンを助けてくれます。
トルフィンの欲がなく、自分で決めた目標に向けて生きる姿に、おじさんたちの頑な心も少しずつ溶かしていくようでした。
まとめ
はるおは、14巻でトルフィンがクヌート王と再会し対峙するシーンが大好きです。
何度も読みました。
トルフィンがクヌート王の近衛兵に100回殴られるのに耐えたら、クヌート王に合わせて欲しいとお願いするシーンがあります。
最初は笑い飛ばしていた近衛兵が、100回の拳に耐えたトルフィンを認め「お前は本物の戦士だ」となるシーンがかっこいいんですよね〜。
不良が川原で殴り合って友達になるっていうアレと同じですかね?
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