

夜寝る前のことです。
子供達は二人は、寝室に入ってからもベッドの上を走り回って、なかなか寝てくれません。
この日は、スマホをいじっているパパにちょっかいを出すことにしたようです。
二人が交互にパパをツンツンしています。
とくに、反応せずにいたパパでしたが、突然動き出しねねを捕まえたのです。
ねねはびっくりしながらもキャッキャしてたのですが、ももが突然絶叫したのです。
「ぎゃー!!!お姉ちゃんが捕まった〜」「お姉ちゃんが〜!!」と言って絶叫です。
ももはまだ3歳で、捕まえられることに恐怖を感じるようなのです。
お姉ちゃんと追いかけっこしていても、捕まえられそうになると突然「お姉ちゃん、やーだ!!」と怒り出したりすることもありました。
ホモサピエンスの本能と考えれば、間違っていないような気もしますが、お遊びごときで怒るんじゃないよと思っていました。
しかし、この日は尋常ではない絶叫をかましてくれました。
楽しく遊んんだつもりだったパパは傷つき、かやの外にいたママも驚き、5歳のねねがももを一生懸命気遣っていました。
ももは、パパのことを何だと思っているのか‥とか。
ももは、喧嘩ばかりだけど、お姉ちゃんを大切に思っているようだとか。
ももは、思いもよらないところで恐怖を感じることもあるようだとか。
いろいろなことが浮き彫りになった、出来事だったのでした。
しかし、子供というものは、大人が思っても見ないことを感じていたりするものですね。
はるおが見ている世界とはかなり違う世界を生きているのでしょう。
思っても見ないことに恐怖を感じたりもするのでしょう。
これを、はるおの感覚で頭ごなしに注意したり、ルールを決めたりするのは、よくないことなのだろうなと感じました。
夜寝る前のおトイレを「一人でいけない〜。ママ一緒に来て!」と言うことに、少しイライラすることも多かった最近ですが、ちょっと心を入れ替えました。
ママには感じない、ももだけが感じる恐怖があるのかもしれませんからね。
トイレの隅っこに、小さくて恐ろしい顔をしたおっさんが住んでいるのが、ももには見えているのかもしれません。
コメント