深田恭子さんの報道から思いだす適応障害だった時の話②

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この話の続きです。

あまりに、周りから責められたはるおは、極端に心拍数が上がるタイミングがあることに気がついた。

頻繁に不整脈が起きるので、何度か病院で診てもらったが、心療内科のほうがいいかもしれないということになり、心療内科で適応障害と診断されたのだった。

ここからは上司と相談し、プロジェクトを抜け、様子を見ながら、仕事に復帰していこうということになった。この時は、休職としてしまうと、復帰にまた手続きとかが、医師の許可などが必要になるし、評価にも影響が出てしまうとのことで、とりあえず、作業はなくていいから、出社してみるようにしましょうとの結論となった。

このような対応をとってくれる時点で、ちゃんと考えてくれる上司だったとは思う。

深田恭子さんが、周囲から見れば、美しくて才能もある素晴らしい人に見えるように、はるおも周りから見れば、元気で体力もあり、多少負荷をかけても大丈夫に見えていたはずだ。はるお自身が、そうなりたいと思っていたし、周りから、そういうふうにみられたがってる部分もある。

つまり自分を含め、まわりにいるどんな人間でも、適応障害になる可能性がある。

これを周囲の人が、気にかけてあげましょうねというのは、少し難しいように感じる。はるおの例で行くと、周囲の人だっていっぱいいっぱいだし、はるお自身も強がるからだ。

社会全体として、メンタルヘルスのリテラシーを上げていきましょうねというのは、必要性を感じるが、コミュニティ内の人が、例えばリーダーが配下を十分に気にかけてあげるというのも限界がある。

理想は、社会全体として、苦しいと感じるまで働かないのが当たり前となって欲しい。

日本人特有の、お客様は神様ですの精神はベンダーを疲弊させてしまう。お客さんから頼まれたらなんでもやらなければいけないと感じてしまっている人も多い。

しんどい時はすぐにでも休める社会になってほしい。病気を押して頑張る人を称賛してはいけない。

嫌なら逃げてもいいよね、失敗してもいいよね。次があるんだからと日本人全体が考えられるようになって欲しい。

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